2010年5月28日金曜日

セラピーライフに「ルセティエ」をご紹介いただきました

セラピストとの共同開発の結晶、天然本格ハンドケア「ルセティエ」が
本日セラピーライフに掲載されました。
http://www.therapylife.jp/for/news/100528.html

セラピーライフは、雑誌セラピストのオフィシャルサイトです。
全国のサロンガイド、おススメのショップガイドから
セラビー業界の求人情報やスクール情報まで
お役立ち情報が満載です。


ぜひ、ご覧下さいませ。

2010年5月27日木曜日

ルセティエ ハンドセラム原料(3):亜麻種子エキス

ルセティエ ハンドセラムに配合している
シラブ社の亜麻種子エキスをご紹介します。

α-リノレン酸、リグナンなどを豊富に含み、
古くから健康食として知られる亜麻。

皮膚に対しては優れた消炎作用があり、
昔から湿布としても用いられてきました。

シラブ社の亜麻種子エキスは、単なる植物抽出物ではありません。
亜麻種子の中で効果を与える成分をきちんと同定し、
その成分を高濃度で安定に含むエキスとして生産しています。

亜麻種子に含まれるペプチドグリカンが炎症性サイトカインを抑制し、
免疫を司るランゲルハンス細胞を保護して抗炎症・敏感肌を改善します。

シラブ社のアマ種子エキスは、乳酸による刺激に対する過敏性を
プラセボ比35%抑制することが確認されています。

2010年5月20日木曜日

ルセティエ ハンドセラム原料(2):イリス根エキス


ルセティエ ハンドセラムに配合している
シラブ社のイリス根エキスをご紹介します。

アヤメ属の総称であるイリス(アイリス:イリスの英語読み)は、
ギリシア語の”虹(iris)”に由来し、
春に虹のように様々な色の花を咲かせます。

シラブ社のイリス根エキスは、単なる植物抽出物ではありません。
イリス根の中で効果を与える成分をきちんと同定し、
その成分を高濃度で安定に含むエキスとして生産しています。

イリスの根に特有のイソフラボン
(イリジェニン、イリジン、イリソリドン、テクトリジン)が
基底膜で重要な役割を果しているラミニン1とラミニン5の
合成を促進します。
ラミニン5は、表皮と真皮の間の基底膜に存在し、
2つの組織の接着やシグナル伝達などのコミュニケーションを
安定化することが知られています。
皮膚のダメージからの回復力を増進するラミニン5合成能の劣化が
初期老化の原因の一つと考えられています。

シラブ社のイリス根エキスは、シワの面積をプラセボ比64%、
TEWL(経皮水分蒸散量)を21%減少させ、
皮膚水分量を7%増加させることが確認されています。

2010年5月17日月曜日

ルセティエ ハンドセラム原料(1):カラスムギ穀粒エキス


ルセティエ ハンドセラムに配合している
シラブ社のカラスムギ穀粒エキスをご紹介します。

カラスムギ(オーツ麦)はミネラル、タンパク質などの
栄養素を豊富に含み、
オートミールとして世界中で広く親しまれています。

シラブ社のカラスムギ穀粒エキスは、単なる植物抽出物ではありません。
カラスムギ穀粒の中で効果を与える成分をきちんと同定し、
その成分を高濃度で安定に含むエキスとして生産しています。

カラスムギ穀粒エキスに含まれる天然ポリオースが、
肌を持ち上げるリフトアップ・フィルムを表面に形成。
つっぱりを感じる合成物を含むリフティング剤には無い
自然な肌なじみと確かなリフティング効果を実現しました。

シラブ社のカラスムギ穀粒エキスは、
塗った30分後には実感できるリフティング効果、
2時間後にはシワ面積をプラセボ比17%減少させることが
確認されています。

2010年5月12日水曜日

北極地方の美容オイルメーカー・アロムテック(3)

超臨界抽出とは、どんな技術なのでしょうか?

物質は固体、液体、気体の3つの形をもちますが、
圧力と温度をコントロールすることにより
第4番目の形態である超臨界体になります。
超臨界状態の物質は、液体のように物を溶かしこむ性質と、
気体のように自由に細かい隙間に入り混み、
混ざる性質を併せ持っています。
このような特性のため、理想的な抽出方法として
使用することが出来ます。

超臨界抽出の溶媒としては、一般的に
二酸化炭素(CO2)が利用されています。
CO2は31℃以上、73気圧以上で超臨界状態となります。
CO2を用いて超臨界抽出を行うと、
高温による変性の心配が最小限に抑えられ、
酸化を防ぎながら微量成分まで抽出することが出来ます。
また、室温常圧で気体となり、溶媒が残留しませんので、
溶媒に希釈されること無く高濃度の抽出物が得られます。
超臨界抽出法は植物性の有効成分抽出に適した方法といえます。

ちなみに超臨界CO2は、植物や酵母などから
香料や医薬品の成分を抽出したり、
コーヒー豆からカフェインなどを除去するのに
実用化されています。

アロムテック社は、北極地方の栄養素が豊富なベリー類などに含まれる
活性成分を壊さずにそのまま抽出することにより、
優れた原料を供給しています。

ルセティエハンドバームには、アロムテック社の
超臨界抽出リンゴンベリー種子油を配合しています。

2010年5月6日木曜日

北極地方の美容オイルメーカー・アロムテック(2)

北極地方の植物パワーの秘密とは?

北極地方では、冬は長期にわたり厳しい低気温が続き、
夏は短いながらも太陽が近いために激しい紫外線照射を受けます。
このような厳しい気候条件下で生育する北極地方の植物は、
幅広い要求に応えられる高機能な天然の成分を豊富に含んでいます。

例えば、フィンランド北部(Rovaniemen, 66°33N)で
収穫されたクロフサスグリの果実は、
南部(Piikkio, 60°23N)で収穫されたものに比べて
ビタミンCとビタミンEを豊富に含んでいる
という研究報告もあります。

北極地方のベリー種子油に特に豊富に含まれている成分は、
不飽和脂肪酸と天然抗酸化物質です。

不飽和脂肪酸は2重結合を多く持つために、分子は柔軟性に富み、
融点が低くなることで、極度の低気温に対応できます。

抗酸化物質は夏の激しい紫外線対策といえます。
天然抗酸化物質の中でも特徴的なのは、トコトリエノールです。
天然抗酸化物質として有名なビタミンEの仲間ですが、
抗酸化力はビタミンEの40~60倍と圧倒的であり、
パーム油や米ぬか油など限られた植物油にごく微量含まれています。
近年では抗酸化力に加え、
抗シワや美白などの効果も報告されています。

アロムテック社のリンゴンベリー種子油には、
皮膚に潤いを与える不飽和脂肪酸であるα-リノレン酸と、
トコトリエノール、敏感肌を改善する植物ステロールに富んでいます。

次回は、豊富な美容成分を効率良く取り出す、
超臨界抽出法をご紹介します。