2010年5月20日木曜日

ルセティエ ハンドセラム原料(2):イリス根エキス


ルセティエ ハンドセラムに配合している
シラブ社のイリス根エキスをご紹介します。

アヤメ属の総称であるイリス(アイリス:イリスの英語読み)は、
ギリシア語の”虹(iris)”に由来し、
春に虹のように様々な色の花を咲かせます。

シラブ社のイリス根エキスは、単なる植物抽出物ではありません。
イリス根の中で効果を与える成分をきちんと同定し、
その成分を高濃度で安定に含むエキスとして生産しています。

イリスの根に特有のイソフラボン
(イリジェニン、イリジン、イリソリドン、テクトリジン)が
基底膜で重要な役割を果しているラミニン1とラミニン5の
合成を促進します。
ラミニン5は、表皮と真皮の間の基底膜に存在し、
2つの組織の接着やシグナル伝達などのコミュニケーションを
安定化することが知られています。
皮膚のダメージからの回復力を増進するラミニン5合成能の劣化が
初期老化の原因の一つと考えられています。

シラブ社のイリス根エキスは、シワの面積をプラセボ比64%、
TEWL(経皮水分蒸散量)を21%減少させ、
皮膚水分量を7%増加させることが確認されています。